DIY道具

リョービのトリマーMTR-42にTRE-60V用のトリマーベースを取り付ける

材の面取りや木口の処理など、木工で大活躍するトリマー。

私が持っているのは

・お値段が高くなくて
・それなりのメーカーのもの

という条件で購入した、リョービ(京セラインダストリアルツールズ)の「MTR-42」という機種です。
いわゆる入門機というやつですね。

切削能力についてはこれで十分なんですが、一つだけ問題が…

のたりかな夫
のたりかな夫
プラスチックでできたベース部分が壊れやすい

ということ。

そんなワケで、ベースを上位機種のTRE-60Vのアルミダイカスト製に取り替えるのです!

 

MTR-42とTRE-60Vの違い

この上位機種にはプロ用の「TRE-60V」ってのがあります。

何が違うのかと言うと

・MTR-42は回転数固定(32,000rpm)。TRE-60Vは可変(16,000~30,000rpm)
・回転の立ち上がりがゆるやかな「ソフトスタート」がついているかついていないか
・切削位置を照らすLEDがついているかついていないか
・モーターパワーの違い(MTR-42は400w TRE-60Vは550w)
・ベースがプラスチックかアルミダイカストか

といった点。

ちなみに、実売価格で倍近い値段差があります。

回転数が可変なのは、ビットの大きさや木材の材質によっては変更したほうが良い場合があるためです。しかし、普通の木材に使う分にはあまり必要では無い機能です。

電源投入時の衝撃を和らげる「ソフトスタート」も、電源を入れた最初の衝撃が「こんなもん」とわかってしまえば、そんなに必要でもないです。

切削位置を照らすLEDですが、発生する削りカスで見えづらいのであって、明かりが原因ではない場合のほうが多いです。

モーターパワーも、これくらいの差であれば、あんまり違いがわかりません。

しかし、最も重要なのが「ベースがアルミダイカストかプラスチックなのか」だと思います。

最初にも書きましたが…

のたりかな夫
のたりかな夫
プラスチックベースは壊れやすいんですよ!

 

本当に交換できるの?

これほど機能面で違いのあるMTR-42とTRE-60Vですが、ベース部分は交換できるのかどうかといいますと…

のたりかな夫
のたりかな夫
そのまま取り付けできちゃうんです!

商品を並べてみるとわかるのですが、外見はほとんど一緒。

本体上部に回転数を調整するスイッチがついているかどうか、ぐらいです。

持ち手の部分(ベース部分)のサイズは一緒なので、ポン付け可能です。

 

実際の交換作業

実際の作業は非常にカンタンです。

元々ついているベースを取り外します。

ビットの交換の時に外す手順と同じですね。

ココが壊れたところ

こういうテンションがかかるところからヒビ割れるんですよね。

これが取り寄せたTRE-60Vのベース部分。
アルミダイカスト製なので、元々のプラスチック製よりも格段に丈夫そう!

P-TOOLSさんで売っています。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/ptools/6083266.html

MTR-42のベースについているベースプレートを取り外してTRE-60Vのベースに移植します。

そのまま、元のベースと同じように差し込むだけでOK!

ちなみに、買ってきたそのままでは留め具が硬い場合があるので、テンション調整だけ忘れずに!

ベース部分は3000円もしないので、改造コストとしてはお安いですし、満足度も高いと思います。

MTR-42を持っている人は、ぜひ改造を!

 

MTR-42のベース交換まとめ

・TRE-60Vのアルミダイカスト製がポン付けOK!
・一番の弱点が改善できるのでオススメ!
・ベースが3000円ぐらいなので、コスパいいよ!

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